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  • 歯科検診の受診率を上げる方法|従業員が受けない時の対策と社内周知の工夫
歯科検診の受診率向上に取り組む企業の総務担当者と従業員

「せっかく歯科検診を導入したのに、従業員がなかなか受けてくれない」
「受診率が伸びず、費用対効果を経営層に説明しづらい」
そう悩む総務・人事担当者は少なくありません。

結論から言えば、受診率は「案内の出し方」と「受けやすい環境づくり」で大きく変わります
従業員が受けない理由の多くは、無関心ではなく「面倒」「必要性がわからない」といった行動の障壁にあります。

この記事では、受診率が低い原因を整理したうえで、明日から実践できる社内周知と工夫を具体的に紹介します。

💡 ポイント: 受診率アップの鍵は「動機づけ」より「障壁の除去」。従業員が動きやすくする設計が近道です。
  • 従業員が歯科検診を受けたがらない主な原因
  • 受診率を上げる社内周知・案内文の工夫
  • 「受けやすさ」を高める実施方法の設計
  • 受診率が上がったかを測る指標と改善サイクル

なぜ従業員は歯科検診を受けないのか?主な原因

対策を考える前に、まず「受けない理由」を正しく把握することが重要です。
理由を取り違えると、的外れな施策に労力を割いてしまいます。

歯科検診を受けたがらない従業員の心理を考える様子
受診しない理由は無関心ではなく「面倒」「必要性がわからない」が多い

従業員が受診をためらう背景には、次のようなものがあります。

原因の種類 従業員の心理・状況
必要性の認識不足 「痛くないから問題ない」「今は困っていない」
時間・手間の負担 業務が忙しく予約や移動が面倒
歯科への不安・苦手意識 治療の痛みや費用への心配
情報不足 いつ・どこで・どう受けるか分からない

特に多いのが「必要性を感じていない」層です。
虫歯や歯周病は自覚症状が出にくく、痛みが出た頃には進行しているケースも少なくないと言われています。

受けない=関心がないではなく、「受ける理由」と「受けやすさ」が不足していると捉えることが第一歩です。

受診率を上げる社内周知の工夫

受診率を左右する最大の要因は、案内の質と頻度です。
一度メールを流しただけでは、多くの従業員の記憶には残りません。

案内文で「自分ごと化」させる

「健康のために受けましょう」という一般論では動きにくいものです。
具体的なメリットと所要時間を明示すると反応が変わります

  • 所要時間の明示(例:「検診は1人あたり約15分」)
  • 費用の明示(例:「会社負担で自己負担なし」)
  • 放置リスクの簡潔な提示(歯周病と全身の健康の関係など)
  • 予約の手順を3ステップ以内で図解

複数チャネル・複数回で周知する

案内は1回で終わらせず、リマインドを重ねることが効果的です。

タイミング 手段
2〜3週間前 全社メール・社内ポータル告知
1週間前 部署ごとの声かけ・チャット通知
前日 リマインドメール
💡 ポイント: 経営層や管理職が率先して受診する姿勢を見せると、部下の受診率が上がりやすくなります。

「メリット・手順・リマインド」の3点を押さえた周知が、受診率向上の土台になります。

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「受けやすさ」を高める実施方法の設計

どれだけ案内を工夫しても、受診のハードルが高ければ人は動きません。
周知と並行して、物理的・心理的な障壁を下げることが欠かせません。

職場で受けられる訪問型歯科検診の様子
訪問型検診は移動の負担をなくし受診率向上に効果的

訪問型検診で移動の負担をなくす

最も効果が大きいのが、職場に歯科医師が来る訪問型検診の導入です
移動時間ゼロで業務の合間に受けられるため、受診率が大きく改善するケースが多く報告されています。

受けやすい環境をつくる工夫

  • 就業時間内に受診できるよう配慮する
  • 予約枠を部署ごと・時間帯ごとに事前割り当てする
  • 予約なしでも立ち寄れる時間帯を設ける
  • 結果はプライバシーに配慮して個別通知する

訪問型と一般検診の使い分けについては、実施モデルを整理した記事も参考になります。
自社の勤務形態に合った方法を選ぶことが重要です。

「その場で・短時間で・業務時間内に」受けられる設計が、受診率を底上げします。

受診率を測り、改善サイクルを回す

施策の効果を判断するには、受診率を数値で把握することが必要です。
感覚ではなく、データで改善点を見つけましょう。

  • 受診率=受診者数 ÷ 対象者数(部署別・年代別に分解)
  • 前年比・前回比で推移を確認
  • 未受診者の理由をアンケートで把握
  • 低い部署に個別の声かけや枠調整を実施
💡 ポイント: 部署別に受診率を見える化すると、管理職の当事者意識が高まり改善が進みやすくなります。

受診率だけでなく、事後フォローまで一貫して設計すると、翌年の受診意欲にもつながります。
結果通知や受診勧奨の進め方も併せて整えておくとよいでしょう。

「測る→原因を探る→改善する」を毎年繰り返すことで、受診率は着実に高まっていきます。

よくある質問

歯科検診の受診率の平均や目標はどのくらいですか?

企業や実施形態によって差が大きく、一律の基準はありません。
一般的には、案内の工夫や訪問型検診の導入で受診率が向上したという事例が多く見られます。
まずは自社の現状値を把握し、前年比での改善を目標に設定するのが現実的です。

従業員に歯科検診を強制することはできますか?

歯科検診は法定義務ではない任意の福利厚生として実施される場合が多く、受診を強制することは基本的に望ましくありません。
強制ではなく、メリットの周知や受けやすい環境づくりによって自発的な受診を促すことが効果的です。
制度面の詳細は健保・産業保健の担当部門と確認しておくと安心です。

受診率を上げるために最も効果的な方法は何ですか?

一つに絞るなら、就業時間内に職場で受けられる訪問型検診の導入が挙げられます。
移動や予約の手間という最大の障壁を取り除けるためです。
あわせて、メリットを明示した案内文とリマインドの徹底を組み合わせると効果が高まります。

まとめ

従業員が歯科検診を受けないのは、無関心が理由とは限りません。
多くは「必要性が伝わっていない」「受けにくい」という障壁が原因です。

  • 受けない原因を正しく把握する
  • メリット・手順・リマインドを押さえた周知を行う
  • 訪問型など受けやすい環境を設計する
  • 受診率を測り、毎年改善する

これらを順に整えていけば、受診率は着実に伸ばせます。
とはいえ、自社だけで案内設計や訪問型の実施まで進めるのは負担が大きいものです。
受診率向上の具体策や実施プランを知りたい方は、まずは気軽に資料をご覧になってみてください。

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